【タイ】一人でアユタヤ遺跡へ行ってみた
こんにちはタロスです。
会社の有休を使って行ったタイ旅行ですが、途中からは初の海外一人旅をしました。
その一人旅でアユタヤ遺跡へ行ったのでこれからアユタヤ遺跡にいこうかな、と思ってる方の参考になればと思います!
バンコクからアユタヤへ ~移動手段~
バンコクとアユタヤはおよそ80km離れており、移動手段は乗り合いバス、タクシー、タイ国鉄などがあります。
最も快適かつ金銭的にも低コストのタイ国鉄で行くことにしました。
バンコク市内を走るMRT(地下鉄)やBTS(高架鉄道)のようなクールで近代的なデザインとは違い、タイ国鉄は昔ながらの鉄道でアユタヤまでの風景を車窓から眺めながらローカルな旅を味わえます。
フアランポーン駅(バンコク)よりアユタヤ駅を目指します。
フアランポーン駅はMRTフアランポーン駅直結なのでアクセス抜群です。
MRTフアランポーン駅下車後、案内表示に従いタイ国鉄フアランポーン駅へ。
MRTやBTSとは駅の雰囲気は全く異なり、古き良き感じがあります。
チケット窓口に行って「I want to go to ayutthaya」と伝えれば、スタッフがチケットを発券してくれます。
アユタヤ行きの列車は一日に30本以上出ており、乗れないということはありませんが列車タイプ(普通、快速、特急)、自由席or指定席かによって所要時間と料金は変わってくるみたいです。
僕が発券してもらったチケットは「特急」でした。
列車タイプについては特に聞かれませんでしたが、直近で空きのある列車を選んでくれたみたいです。
親切なことに、乗り場や列車番号、出発時刻が分かりやすいようにマーカーを引いてくれました。
料金については、僕の場合「特急」、「指定席」だったので245バーツでした。
日本円で880円ほど。
体感的に日本のJRより少し安いくらいかな~という感じでした。
ホームに移動して列車に乗り込みます。
車内の様子。
席は広いとは言えませんが特別不便なわけでもなくといった感じ。
現地人の方が多く観光客は1割程度でなんだかタイ人の日常生活に紛れ込んだかのようなローカル感を感じました。
そして偶然にも隣の席が同い年の日本人観光客の方でした。笑
こういった出会いも旅の醍醐味ですよね。
アユタヤ駅到着
かれこれお話しているうちについにアユタヤ駅に到着!
所要時間はおよそ2時間。
予定時刻より30分ほど遅れての到着です。
タイでは列車の遅れは日常茶飯事のよう。
川を越えなければいけない!?
実はアユタヤ遺跡に行くには駅の目の前を通るチャオプラヤ川を超える必要があります。
駅を出るとトゥクトゥクやタクシーの客引きが声をかけてきますが、対岸へ渡してくれる船乗り場があるので通りを直進。
人の流れに沿って歩いていくと すぐに船乗り場が現われます。
5バーツで渡れます。
対岸はすぐそこです。
泳いで渡れないこともないが汚そうなので却下。
乗り場はこんな感じ。
対岸から見た船乗り場。
遺跡は広いのでレンタサイクルが定番
船で対岸へ渡ると、レンタサイクル屋さんが並んでいます。
アユタヤ遺跡は非常に広いので徒歩だとかなりきつく、レンタサイクルはマストです。
一日50バーツでレンタル可能です。
アユタヤ遺跡のマップも渡してくれるので道に迷うことはないです。
また盗難防止のためチェーンを渡されるので自転車を止める際はチェーンによる施錠を忘れないようにしましょう。
圧巻の遺跡群
ワットマハータート
自転車で直進していくと5分ほどでワットマハータートに到着。
木の根元に取り込まれた仏像の顔が有名な名所です。
自転車をこいで汗をかいたのでジェラートでクールダウン。
マンゴー味ですが、濃厚で超美味しい。
遺跡周辺には屋台などもちらほらですがあるので腹を満たすことは可能です。
それではさっそく入場口でチケットを購入(50バーツ)しましょう。
入場ゲートのど真ん中で野良犬がお昼寝してました。
のどかで平和で心癒されます。
そしてまずは、かの有名な仏像の顔を目指して遺跡内を歩きます。
発見。
生で見ると圧巻。
この状態が出来上がるまで一体どれほどの年月を要したのだろう。
ちなみに、ここで一緒に写真を撮る際は仏像の頭より自分の頭が低くなるように撮影するのがマナーのようです。
アユタヤ王朝時代の歴史を感じます。
かつては王朝として繁栄していたんですね。
ビルマ軍の攻撃を受けて石像や建造物はこのように無残に破壊されてしまったそう。
遺跡内の石像は大半が顔や身体の一部が破壊しており、当時のビルマ軍によって滅亡させられたアユタヤ王朝の歴史をひしひしと感じます。
ワットプラシーサンペット
続いて、ワットマハータートよりさらに自転車で5分ほど行くと、三仏塔がとても有名なワットプラシーサンペットに辿り着きます。
大きな破壊を受けた他の仏塔遺跡と比べ、漆喰などが当時の状態をよく保存しているため、アユタヤ時代の建築がそのまま見ることができる貴重な遺跡だそうです。
こちらも頭のない石像が。
アユタヤ全域の遺跡内は日影がなく、長時間歩いていると熱中症になる恐れもあるので水分補給はこまめにしましょう。
帰りは普通電車に乗って帰りましたがお値段なんと20バーツ。
お決まりの遅延もあってバンコクまでは2時間以上かかりましたが、衝撃の安さ。
これからアユタヤ遺跡へ行く人に是非オススメしたいこと
今回僕がアユタヤ遺跡へ一人で行ってみて一つだけ後悔があるとするならそれは、アユタヤ遺跡に対する予備知識です。
要は「歴史を少しでも勉強してから行った方が絶対楽しいよ」ということです。
wikipediaでサッと学習してから行くだけでもかなり見方が変わると思うので是非予備知識を身に付けて、アユタヤ観光を賢く楽しみましょう!
まとめ
他にも遺跡はありますが今回はワットマハータートとワットプラシーサンペットを紹介しました。
バンコクからアユタヤ遺跡まで距離はありますが鉄道にさえ乗ってしまえば簡単なので一人でも全然余裕で行けちゃいます。
自然豊かでのどかで歴史も感じれるアユタヤは、大都会バンコクとは異なる良さを感じることができ、タイという国をさらに好きになるきっかけになりました。
アユタヤ遺跡は海外一人旅初心者にとっては比較的難易度も低くちょうどいい観光スポットだと思います。
また、トータルの費用も500バーツもあれば一日観光できるのでコスパ最強です。
みなさんも是非アユタヤ遺跡へ行ってみてください!!